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ようこそ小さなハーブ農園へ

当園は埼玉県川口市にあるとっても小さなミント生産者です。

皆さんに少しでもミントの魅力、ハーブの魅力を知って頂けたらと思います。

 

Story

はじまりはバーテンダーである友人の依頼から

 
2009年頃から5代目の自分が3代目の祖父より畑を引き継ぎ、野菜を自家消費を目的に生産していました。
2011年春に同じ川口市にあるバーテンダーの友人から「モヒートに使うミントを作れないか」と尋ねられ、1・2年の試験生産(遊び半分?)ということで始めたミントの生産は苦難の連続でした。
1年目(2011年):栽培用地の確保と土づくり、そしてミントの品種選定を近所のハーブ専門家によるアドバイスを戴きつつ現在の主力生産品の「ブラックペパーミント」に決定。
植え付けをし徐々に栽培面積を増やしていきますが水やりのペースと切り戻しのタイミングが解らずなかなか良品が作れませんでした。
2年目(2012年):春に新芽がなかなか出ずに出荷が追いつかない状態になり、切り戻しや施肥のタイミングの変更。生産スペースの拡大をしました。
園芸店・生花店で培ってきた水揚げ技術の応用により日持ちの向上に成功。
3・4年目(2013年・2014年):無農薬で年数を重ねることにより害虫が飛来し始め害虫対策に翻弄され、出荷量が激減するまでの被害を受けるが共生方法を模索しながら出荷量を維持する。
5年目の2015年は気候にも恵まれ安定出荷中。
多くの方にミントの良さを知ってもらいたくて当ホームページを開設する。
 
バーテンダーである友人と生花店・園芸店で培った自分が大手生産者に負けないくらいの最高のミントを作り最高のモヒートを作り出しました。
 
 
昔も、今も、これからも最高の品質で作り続けることが最終目標

Misson

農薬を使わずに有機肥料で最高の香りをお客様へ

 

 

1、農薬不使用

農薬を使わないということは当然生産者側からしてみれば見た目や生産量の減少等の問題は少なからず出てきます。

当ミントも収穫後の選別する際には2分の1から3分の1程が虫食い等で廃棄してしまいますがそれでもお客様に安全・安心してお使い戴けるように農薬を使わない事はお客様との大事な約束事だと思います。(もちろん農場内全域で使用していません。)

農薬の変わりに粘着シートや微力ながら牛乳を使用する場合があります。これは害虫の数が過剰の時に最終手段として使います。

 

 

2、有機肥料・植物性堆肥

冬になるとミントは地上部を枯らし休眠期入ります。

この時期を狙って根をバリバリっと掘り上げ、微生物たっぷりの植物性堆肥を投入し活力をつけて新鮮な土壌にまた根を敷いていきます。

それによりミミズがやってきて肥沃な土に変身します。

また有機肥料には多くの効果があります。

1、肥料やけが少ない 2、効果が緩やか 3、化学肥料と違い土の劣化がしない    4、味の向上

せっかく良い土や堆肥を使っても肥料が悪ければ土が死んでしまいます。

また科学肥料で作られた野菜は化学肥料の味であり本物の野菜の味ではありません。

堆肥に含まれている微生物が有機質肥料を食べ分解し、植物に吸収される自然のサイクルに任せた方法は最高の味を出します。

当園で使用している肥料と堆肥は長年得た情報と使用した経験の中から最高級の物を使用しています。

 

3、露地栽培

多くの生産者は周年出荷が可能なハウス栽培が主流で厳密に管理された中で作られます。

当園は露地栽培にこだわり。太陽の光と流れる風の恩恵を最大限に生かし、旬の時期に収穫し植物に無理をさせない方法で栽培しています。

天候に左右される為、ハウスに比べ収穫量のばらつきが出てしまいますがそれも露地栽培ならではというものです。

 

 

4、ひとつひとつ丁寧に手摘み

機械化された現代ではとても非効率的なものが手作業であり手作業こそが機械では出来ない 人間の感覚こそが最高のミントや野菜を作ります。

当園の農作業は手作業のみで行い、出来る範囲での生産しています。

勿論収穫作業も手作業の手摘みですのでその時に一番良い状態の新芽だけを摘み取ります。

 

 

5、収穫後の日持ち処理

ひとつひとつ丁寧に収穫したミントを丁寧に洗い数分間水につけてしっかり水を吸わせます。

これはお花屋さんが切花を水揚げすることと同じでしっかり吸わせることですぐに萎れずに長く保管することが可能になります。

ただし、長く水に浸けすぎると人間に例えるならば溺死のような状態になり傷む為、必ず吸水時間に気を使っています。

吸水後は丁寧に水気を取り、選別します。

当園のミントは収穫から冷蔵庫保管で通常1週間、最低でも5日以上の日持ちを目標にしています。

 

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